レーザー脱毛で皮膚の病を引き起こす事はない

医療機関で採用している医療レーザー脱毛機器のパワーは、エステ脱毛とは比べ物にならない優秀さです。しかし気になるのは、医療レーザー脱毛における、肌へのダメージです。皮膚にレーザーをあてることにより、肌への害はないのか、皮膚がんのリスクもないのかどうか、知っておきたいところです。

 

至芸線を浴び続けることで、そういったリスクもないとは言えない中、レーザー脱毛は本当のところどうなのか、気になるのも無理はありません。確かに皮膚がんの発症の原因でメインとなるのは、強力な紫外線によるものです。紫外線を浴び続けることで、皮膚はかなりのダメージを受けることになります。

 

紫外線による皮膚へのダメージは長い年月をかけて蓄積されていきます。年月を経過して、結果的に皮膚がんを引き起こすことになるのです。しかし医療機関で取り扱う医療レーザー脱毛は、紫外線の光とは異なります。

 

レーザー脱毛で使われるのは紫外線ではなく、近いのは赤外線です。気になるレーザーの肌へのダメージですが、皮膚がんになるといったリスクは無いです。医療レーザーのシステムをすることで、その疑問はよりわかりやすくなります。そもそも医療レーザーは、照射をしても皮膚表面のわずかな部分、皮膚から3mmくらいまでしか届かないものです。

 

これは、毛包まで到達するレベルの深さです。そのため、いくら照射をしたところで、内蔵や血管にマイナスの影響をもたらすことはありません。美容クリニックなどで行う医療レーザー脱毛にも、いくつかの種類があります。医療レーザー脱毛は、脱毛マシンの照射ヘッドが、エステサロンの脱毛器よりも、小さめであることがほとんどです。

 

しかしダイオードレーザーは、従来のレーザー脱毛のヘッドと比較してみても、照射ヘッドも大きめです。そのため、照射範囲も広くなりますから、短い時間の中で医療レーザー脱毛を効率的に行うことが可能です。

 

出力としても低く、エネルギーも低めの反応であることから、下見もとても少ないマシンです。低刺激であることから、安全性も高い、安心してムダ毛のお手入れができるマシンです。波長の長い光を使用しての脱毛ですが、これにより皮膚組織に、マイナスの影響を与えることはありません。

 

ダイオードレーザー脱毛は、基本的に日本人の肌質にもマッチしたものです。メラニン色素には吸収しにくいダイオードレーザーは、メラニン色素が多い国民の肌にとっても、やさしい脱毛を行えることになります。そのやさしさは、ヤケドを起こしにくいという事にもなります。

 

ダイオードレーザーには、ほかにも強みがあります。肌レベルに合わせての、低レベルでの脱毛になるので、少し肌の色が濃い目の人であっても、脱毛をすることができます。もちろん、日焼け直後のような状態は避けるべきですが、基本的には肌にとってやさしい脱毛を行うことが可能なマシンです。

 

クリニックによって、取り扱う脱毛マシンは異なりますから、事前に確認をしておくことです。夏が近づくと肌を露出する機会が増えてくるので、どうしてもムダ毛が気になってしまいます。毛深い女性は、毎日のようにムダ毛の自己処理をおこなうので、色素沈着や肌荒れなどの皮膚トラブルもおきやすくなります。

 

ムダ毛の自己処理はあまり頻繁におこなわず、保湿をしっかりおこなうことが皮膚トラブルを防ぐことになります。できれば脱毛サロンやクリニックに通い、脱毛の専門家にムダ毛の処理を任せる方が安全で美肌になれます。

 

初めて脱毛をプロに任せる場合は、脱毛サロンに通うかクリニックに通うかで迷う人も多いです。サロンとクリニックでは脱毛効果が違うので、しっかり特徴を把握してから自分のニーズにあう所に通ってください。クリニックたや病院でおこなうレーザー脱毛は、医療行為が認められた脱毛器を使うことができるので、脱毛効果もとても高く脱毛が完了するのも早いです。

 

脱毛サロンでおこなう光脱毛では、個人差はありますが脱毛が完了するまでに12回~18回くらいの施術をおこなわなければいけませんが、レーザー脱毛では、5回~6回くらいの施術で脱毛が完了します。レーザー脱毛は医師や医師の指導の元、看護師が施術をおこなうので施術中のミスが少ないです。

 

万が一肌トラブルがおきても、医療行為をおこなえるので安心して施術を任せられます。レーザー脱毛は出力が強い脱毛器を使うので、肌が弱い人は痛みが気になりますが、最近の脱毛器は肌に優しい脱毛器が多いので、痛みもあまり感じなくてすみます。どうしても痛みが気になるなら、麻酔を使用してもらえるので安心です。

 

医療機関において取り扱うレーザー脱毛のマシンは、クリニックなどによってもとこなります。国内でもポピュラーに導入されている医療レーザー脱毛マシンでいえば、アレキサンドライトレーザーもその一つです。効果の高さは魅力的ですが、医療レーザー脱毛は、痛みが耐えられるか心配、という人は多いです。

 

アレキサンドライトレーザーは、そんな痛みに不安を持つ人にも向いています。冷却ガスや冷却風が皮膚へと吹き付けられる仕組みになっているため、レーザー照射は冷却を同時に行いながらすることができます。

 

熱さが痛みに感じるところを、皮膚をキュッと冷却しながらの照射になりますから、従来のレーザーマシンよりも、ずっと痛みは少なくなります。照射を行う部位によっても感じる刺激は異なりますが、輪ゴムで軽くはじかれる程度ですから、痛くて我慢できないレベルとは言えません。

 

冷却しながらの脱毛は、痛みをかなり軽減してものです。脱毛をする時には、ジェルを塗布してから行うパターンが多い中、このマシンは脱毛にジェルを使わないで済みます。ジェルがない分、ジェルを塗ったり拭き取る手間がないので、その分時間も短縮されます。

 

ジェルを使用したことで、アレルギーが置こうといった心配もいりません。脱毛は痛みよりも、ジェルのベタベタした感じが苦手、という人もいますから、べたつく不快感からも解放されることになります。医療レーザー脱毛は、痛みやジェルが苦手と思っていた人も、脱毛にトライしやすいと言えます。

 

レーザー脱毛では、この業界で定義されている永久脱毛は可能です。永久脱毛は米国電気脱毛協会により、脱毛完了後から1か月以内の毛の再生が20%以下である、とされており、永久に再生しなくなるという意味ではありません。この定義を満たすだけの効果は十分にあります。

 

言葉通りの、永久に再生しなくなる効果があるかについて、レーザー脱毛はそれを実証できるだけの歴史がありません。脱毛してすぐは毛の再生が抑えられていても、長期的には再生してしまうことも考えられます。また、口コミではずっと再生しないという意見もあれば2年程度で再生するなど、効果の継続期間にもばらつきがあります。

 

これは脱毛の原理が影響しています。レーザー脱毛はメラニン色素を含んでいる毛根にレーザーを吸収させて、熱によって毛母細胞を破壊します。そのため、出力が高く、毛根の色素が多いほど効果が高くなります。しかし、皮膚の強さは個人差があり、出力が高いとやけどする危険性もあるため、その人に合う出力で施術を行わなければなりません。

 

これにより出力が下げられれば毛母細胞を破壊しきれなくなることがあります。また、毛根のメラニン色素の量が少ないタイミングで施術を受けた場合も効果が落ちることがあります。このような要因で継続期間に差が出ます。

 

ニードル脱毛であれば1回の施術で確実に再生を抑えることができますが、時間がかかる、痛い、高いなどの欠点があり、広範囲の脱毛には向きません。レーザー脱毛をメインで利用し、確実に再生を抑えたい部位や、効果が不十分だった部位にニードル脱毛を利用すると効率が良くなります。

 


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