医療脱毛で脱毛できない場所はどこか
美容クリニックで受けることができる医療脱毛は、効果的な脱毛方法として人気があります。
ワキやVIOなど脱毛でお馴染の部位から顔や手足の毛まで体中どこでも当てることができるイメージですが、脱毛できない場所はあるのでしょうか。
医療脱毛でレーザーを当てられない場所は、ほくろや乳輪などメラニン色素の濃い部分と鼻の穴や肛門などの粘膜部です。
レーザーはムダ毛の黒い色を作っているメラニン色素に反応する仕組みなので、メラニン色素が多い乳輪やほくろに当てると、レーザーのパワーが皮膚に分散されてしまいます。実際、レーザーをほくろに当てると、ものすごく痛いですし、火傷など副作用の危険性も高くなります。
パワーが皮膚に分散されれば、皮膚の奥にある毛根にはあまり伝わりません。脱毛効果はあまり期待できないし痛いしでいい事なしです。
ほくろに生えている毛や乳輪の毛を脱毛したいなら、昔ながらの針脱毛を利用するか、「ソプラノ」のようにメラニン色素ではなく毛包をターゲットにする方式の医療脱毛マシンで施術してもらうかになります。
鼻の穴や肛門などの粘膜部分にも鼻毛などの毛が生えていますが、粘膜はとても傷つきやすい性質を持っているのでレーザーは当てられません。
その他に脱毛できない場所は、目の近くの毛です。まゆ毛と目の間の毛を脱毛したいという人は多いですが、目の黒い色はメラニン色素でついています。レーザーを当てると失明の恐れがあるので、目の周りを医療脱毛の施術をすることは多くのクリニックが避けています。
オシャレに関心が高い男性が増えている昨今、脱毛は女性だけのものではなくなっています。誰にでも生えている体毛は男性ホルモンが影響しているため、男性はもともと女性よりもムダ毛に悩みやすいです。
そんな男性の悩みを解消しようと、専門で医療脱毛を行ってくれる場所が増えており、そういうところを選べば女性の視線を気にせず通うことができます。
その脱毛の中でも特に人気の箇所が、ヒゲです。
男性にとってヒゲはシンボルと言える存在ですが、毎朝処理するのはけっこう面倒です。
そこで朝の処理時間を少しでも減らそうと、ヒゲを医療脱毛しておくわけです。
そのほかにはスネ毛が目立つ足や、胸毛なども選ばれていますし、パートナーの希望などでデリケートゾーンのムダ毛を処理する人もいます。
もちろん、1箇所ずつではなく全身をまとめて脱毛してもらうことも可能です。
このようなメンズの医療脱毛の魅力は、すべての体毛をなくしてつるつるにするほかに、ある程度残したいという要望にも応えられることです。
たとえば体毛が濃いので全体的に薄いイメージに仕上げたいという人や、ヒゲやデリケートゾーンなど周りのジャマな毛をなくして、残りを好きな形にしたいという人などにも対応することができるのです。
とはいえ、大変便利な医療脱毛ですが、その効果の高さゆえに何回が施術を受けてヒゲや体毛をなくしたあとは、半永久的に生えてくることはありませんので、その点を考慮して施術後に後悔しないよう納得してから始めることも重要だと言えます。医療脱毛には、若い人が美容のために利用するというイメージがあります。
実際おしゃれや美肌に興味がある若い人が、たくさん利用しています。しかし昨今は、年齢を重ねてから脱毛に関心をもち、40～50歳を過ぎてから始める人が増えているのです。
これは、今まで自己処理していたのに老眼で目が見えづらくなり、仕方なく他人の手を借りるという理由からです。きちんと見えないまま処理をして皮膚を傷つけると大変ですから、そうなる前に脱毛しておこうという考えです。
そのほかには、この年代でスポーツジムに通い始める人が多くなるのも関係しています。
体を鍛えたり仲間と交流したりできる場所であり、時にはプールで水着になることもあります。
その際恥ずかしい思いをしないよう、ムダ毛を処理しておくのです。
さらに、年を取ると考え始めるのが介護のことですが、もし老人ホームなどの施設に入居した場合、介護士の手を煩わせたくないという優しさから脱毛する人もいます。
中には自身が介護士で実際に接する際、ムダ毛が薄い方が楽ということで脱毛を考えるケースもあります。また、親子割やペア割が適用される特別価格にて、医療脱毛を提供するクリニックが増えているのも理由の1つです。
親子で予約して来店すれば何割か料金が安くなるものであり、それまでは脱毛する気がなくても、娘に誘われて関心をもつということもあります。
これらのように医療脱毛を始めるキッカケは人それぞれですが、若い人だけでなく年を取ってから利用する人も多くなっているのです。皮膚科脱毛は脱毛方法として優れています。
皮膚科脱毛の1つである医療レーザー脱毛は、メラニン色素を多く含んでいる黒い毛根にレーザーを吸収させ、発生する熱で毛母細胞にダメージを与え、毛の再生能力を落とす方法です。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛と原理は同じですが、医療レーザー脱毛の方が高い出力で施術を行えるため、高い効果が得られ、少ない回数で脱毛が終わります。
出力が高くなると皮膚への影響が気になるところですが、皮膚科で行う施術なので、レーザーの照射を行う前に皮膚の診察を行って適切な出力を設定するので、高すぎる出力を設定される心配はありません。本番の照射を行う前に、施術対象となる部位の狭い範囲にテスト照射を行い、1か月程度経過してから問題ないことを確認して施術に移るところも多く、安全性が高いです。
また、色素沈着のある皮膚に対しても照射できるレーザーを扱っている皮膚科もあり、他のレーザーが利用できない部位でも脱毛できます。
針を使う脱毛も脱毛サロンと皮膚科脱毛の両方にありますが、これも皮膚科脱毛が優れています。
この脱毛方法は毛穴に針を入れて電流を流しますが、針は皮膚にも接触しているため、皮膚にも熱が伝わって強い痛みや肌荒れの原因になる問題があります。
しかし、皮膚科脱毛では皮膚に接触する部分に絶縁加工が施された絶縁針を使用するため、皮膚に熱が伝わりにくくなっています。それでも肌荒れになることがありますが、状態に合わせて薬を処方してもらえます。ムダ毛の処理から永遠に解放される永久脱毛、女性が憧れる究極の美肌ケアですが、本来であれば毛が生えるであろう毛根から体毛が生えてこないようにさせるには、毛母細胞を完全に破壊しなければならないので、こういった施術は医師の資格を有するものにしか行えない医療行為なので、美容系のクリニックでの医療脱毛でないと不可能なのです。
最近は、エステ脱毛が安いとブームにはなっていますが、このエステ脱毛は、あくまでもムダ毛が目立たなくなるという程度の仕上がりを出すもので、永久脱毛効果は出ないということを認識しておかなければなりません。
その為、何度かお手入れを繰り返し受けて、ある程度まで目立たなくなっても、
その後も定期的なお手入れは受けていかないと、
また目立つようになってきてしまう方も多いといわれています。
プロの脱毛ケアを受ける以上、
永久脱毛効果を出して、もう二度とムダ毛には悩まされたくないと考えているのであれば、脱毛ケアは美容外科クリニックや美容皮膚科といった医療機関で受けるようにしましょう。
医療脱毛はエステ脱毛とは全く違ったもので、医師が医療レーザー機器を用いて施術を行うので、一回ごとの施術でもかなり高い効果を発揮することができます。
そのため、毛周期に合わせて数回程度お手入れを受ければ、どんな毛深い女性でもほぼ完璧に処理しきれるので、できるだけ楽にケアを終わらせたいと希望する女性にも最適です。
エステ脱毛のように追加料金がかかる心配もなく安心です。
脱毛はおすすめです。
